秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と小室圭さんの結婚問題。これだけ世間を騒がせていれば、お年頃の女性皇族のお相手に注目が集まるのは必然だ。旧皇族をお相手に望む声がふき出し始めた。
>>【秋篠宮家への苦情殺到の裏でささやかれ始めた愛子さまの「旧皇族の結婚お相手リスト」】から続く
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最近、宮内庁の職員は疲弊し切っている。連日、国民の「意見」が電話で殺到しているからだ。職員のひとりは、こう話す。
「秋篠宮家を支える皇嗣職への苦情ばかりだ」
秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚問題。皇室の将来を揺るがしかねないほど、批判の声は強くなっている。
それでなくとも皇室の存続は、深刻な問題だ。皇室は、悠仁さま誕生まで41年間、男子が誕生しなかった。その間、何度も皇統の危機が叫ばれてきた。
男系による皇統維持を主張する保守層が主張してきたのが、1947年に皇籍離脱した「旧皇族の復帰」案だ。
保守派が立てた復帰の筋道は、いくつかある。以下の3つの案だ。
(1) 旧皇族やその男系男子子孫を皇族に戻す案
(2) 現女性皇族との結婚させる形で皇族にむかえる方法
(3) 旧皇族の子孫を迎え入れて現皇族が養子縁組する案
昭和天皇の皇女、照宮成子内親王と厚盛王の間に、子どもにも恵まれた東久邇宮(ひがしくにのみや)家は、「血が濃い」として、たびたびあがる名前だ。それでも長年、勤め人として生計を立て、世間一般とかわらぬ暮らしを送ってきた人をいきなり「皇族」に戻すのは、国民の抵抗がある、との声は強く、(1)や(3)の案に現実味はないとみられる。
男系派も納得するのが、(2)の結婚案である。
女性皇族が適齢期になるにつれて、「お相手候補」の形で旧皇族の復帰論が語られる機会は増えてくる。たとえば三笠宮家の故・寛仁親王だ。長女の彬子さま(39)自身は望んでいなかったものの、娘の結婚相手に旧宮家の男性を――と口にしていたのは有名な話だ。