・舟木一夫


橋幸夫、西郷輝彦とともに御三家と呼ばれた歌手でタレント。「高校三年生」をはじめ、学生時代をテーマにした楽曲を多く歌っている

・江利チエミ
「テネシー・ワルツ」でメジャーデビューし、大ヒットを記録。美空ひばり・雪村いづみとともに「三人娘」と呼ばれ映画でも共演した

・大川橋蔵
歌舞伎役者から東映に入社し映画俳優に転身、甘いマスクと品のある演技で時代劇の黄金時代を支えた。1960年代にテレビが普及し、ドラマにも出演。「銭形平次」が当たり役となった

■テレビでスタアが活躍した昭和
戦後、テレビの普及によりテレビスタアが台頭し、プロマイドの愛好者も増え、販売も映画俳優に限らず、グループサウンズ、アイドルへと広がっていった。マルベル堂でプロマイドを撮影販売することが一つのステータスとなり、大スタアのプロマイドの発売日には店の前に大行列ができたという。

・畑中葉子
平尾昌晃とのデュエット曲「カナダからの手紙」で歌手デビュー。この曲のヒットにより、カナダへの観光客が急増。カナダ政府から表彰された

・岡田奈々
オーディション番組からデビューし、「俺たちの旅」で田中健の妹役など、清純・正統派アイドルとして人気を博した。歌手としては16歳のとき「ひとりごと」でデビュー

・本田美奈子.
昭和60年に「殺意のバカンス」でアイドル歌手としてデビュー。ミュージカル「ミス・サイゴン」で演技力と歌唱力が高く評価された。38歳の若さで急逝した

・あべ静江
昭和48年、「コーヒーショップで」で歌手デビュー。同年、日本レコード大賞新人賞を受賞した。2作目の「みずいろの手紙」もヒットを記録した

・氣志團
千葉県木更津市で結成されたロックバンド。これはマルベル堂100周年と氣志團メジャーデビュー20周年を記念して作られた、昭和の雰囲気漂うプロマイド

※週刊朝日 　2021年6月11日号

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