納采の儀、結婚ともに「節約レシピで強行」、という選択肢も視野に入ってくるだろう。


 
 ただし、皇族にふさわしい形であるかは、別の話しだ。皇室に織物を納めてきた業者のひとりは、こう話す。

「絹織物を表す『錦』という字は、糸偏ではなく金が使われています。これには、絹は金と同等の価値があるほど高価な品という意味が込められています。庶民には手の届かない絹は、皇室や上流階級の間で用いられてきました。皇族の儀式に絹が使われてきたのは、意味のあることなのです」

 眞子さまと小室さんの結婚問題は、いまだに先が見えない。また、前代未聞の内親王と婚約内定者をめぐる醜聞が、どのような形で皇室の記録として残るのかも分からない。しかし、内親王が皇族としてふるまいの一線を越えたという事実は、国民の記憶には、しっかりと残るだろう。(AERAdot.編集部 永井貴子)

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