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気象庁はきょう14日、「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より1週間遅く、ここ10年で一番遅い梅雨入りとなりました。

関東甲信地方 ここ10年で一番遅い梅雨入り

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きょう(14日)は、梅雨前線は沖縄から本州の南に離れて停滞していますが、上空の寒気の影響で、関東甲信地方の広い範囲で雨が降っています。

気象庁はきょう(14日)午前11時、「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より7日遅く、昨年より3日遅い梅雨入りです。また、ここ10年で一番遅い梅雨入りとなりました。1951年の統計開始以来、10番目に遅い梅雨入りです。

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今年の関東甲信地方の梅雨入りは、似たような天気傾向だった東海地方が梅雨入りした5月16日から、およそ1ヶ月後の発表となりました。東海地方が梅雨入り後、関東甲信地方が梅雨入りするまでの日数は、1951年の統計開始以来、もっとも差が大きくなりました。(これまでの開き幅の最大:18日 今年:29日)

※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。

この先1週間の天気は?

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この先の関東甲信地方は、今週中頃までは寒気の影響で不安定な天気となるでしょう。夏の夕立のような、急な激しい雨や雷雨に注意が必要です。今週末から、梅雨前線は本州付近に停滞し、シトシトと雨が降る梅雨空が続く見込みです。

また、湿度が高く、ムシムシする日が多くなりそうです。食品の管理にも、十分お気を付けください。