ひろゆき氏(C)朝日新聞社
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 スペイン・バルセロナに所属するフランス代表のFWウスマン・デンベレとFWアントワーヌ・グリーズマンが、来日中に滞在したホテルの日本人従業員に差別的ともとれる発言をした映像が大きな波紋を呼んでいる。

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 問題になったのは、2019年7月にクラブの日本ツアーで来日した際の映像だった。ホテルの一室で撮られたもので、両選手はサッカーのテレビゲームをするため、日本人スタッフにセッティングを任せていた。しかし、デンベレはセッティング中のスタッフを目の前に、フランス語で「醜い面」「ひどい言葉だ」などと発言。グリーズマンはデンベレの隣で笑みを浮かべていた。

 この動画が2年後の今月7月にネット上で拡散され、「日本人差別ではないか」と問題視された。日本や海外のメディアが取り上げて批判の声が殺到すると、デンベレはインスタグラムのストーリー機能を通じて5日にメッセージを投稿。動画での発言について、「プライベートで、友人との間で、相手がどこの国の人であろうと使う傾向があります」と弁明。動画はプライベートで撮影されたとした上で、「このビデオが公開されたことで、そこに映っている人たちが傷つく可能性があることは十分に理解しています。だからこそ、彼らに深く謝罪したいのです」と綴った。また、グリーズマンも自身のツイッターで、「私は、どんな差別にも反対してきました。ここ数日、ある人たちが私をおとしめようとしています。私に対する非難には断固として反論し、日本の友人たちを怒らせてしまったならば申し訳ないと思っています」と謝罪した。

 バルセロナはクラブ公式サイトで7日、「日本をはじめとするアジアのファン、パートナーの皆様に不快な思いをさせたことについて、非常に遺憾に思います」と声明を発表したが、「クラブは解雇すべきだ」、「ピッチに立つべきではない」など日本では怒りの声が収まらない。スポンサーもこの事態を重く受け止めている。株式会社コナミデジタルエンタテインメントはグリーズマンと遊戯王コンテンツアンバサダー契約を解除したことを公式サイトで発表した。

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