
「フェイスブックのユーザーは多いですが、収益化はいまひとつ。グーグルでさえネット広告の成長に苦労している。
ユーチューブ、ティックトックなどライバルも多く、激戦が展開される『レッドオーシャン』です。クラウドサービスのように顧客数の増加が売上高の積み上げにつながるのとは対照的な構造です」
メタが成長する可能性がなくなったわけではない。ただ、環境がよろしくない。
「資金力の高いトレーダーが寄ってたかって株価を10%持ち上げたあと、10%安まで落とすこともできるため、メタ株は遊び道具のようになっています。イチかバチかのギャンブルと割り切れるならいいですが、初心者が短期で手を出すと痛い目を見るかもしれません。
メタが得意とするNFT(非代替性トークン)やVR(仮想現実)は、世界景気が再び上向き、未来に投資する風潮が盛り上がってくるまでは浮上が難しそうです」
長期投資の対象にもならない?
「『メタはもう終わった』と言われたときがチャンスかもしれませんが、それにしてももう少し『終わった感』が出てほしい」
◯もみあげ/米国株投資家。シカゴに駐在する会社員の米国株投資家。現地から一次情報をメインにブログで発信。ツイッターフォロワー数16万人。週刊メルマガも人気
(構成/編集部・中島晶子、伊藤忍)
※『AERA Money 2022秋冬号』から抜粋