離婚を発表した篠原涼子(C)朝日新聞社
離婚を発表した篠原涼子(C)朝日新聞社

 女優の篠原涼子(47)と俳優の市村正親(72)が7月24日、離婚を発表した。おしどり夫婦と言われた2人に何があったのか。芸能リポーターの石川敏男さんはこう話す。

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「2人は昨年、別居したから、離婚の噂はずっとありました。しかし、市村さんは笑いながら否定していた」(石川氏)

 篠原は25歳下だけに、何度かイケメンとのウワサを報じられたこともあった。

「さかのぼれば数年前には人気俳優との密会が報じられ、ちょっとザワついたこともありました。その後もママ友と一緒に深夜、近所のイケメンがいる飲食店に行っているのを報じられここともあります。夜中に飲み屋でベロベロに酔っぱらっているという話も聞いたことがあります。篠原さんは数年前にマネージャーを自腹で雇ったという話もありました」(芸能界関係者)

 それでも芸能界では、この2人は離婚しないとみられていた。その理由を芸能ジャーナリストの三杉武氏はこう話す。

「市村さんは篠原さんのことを夫婦であると同時に、親子みたいな関係と言っていました。お子さんも2人いるし、市村さんは余裕を持って篠原さんに接していました。夫婦の危機があっても乗り越えるものと思っていただけに、この東京五輪の期間中というタイミングでの離婚発表には驚かされました」

 篠原は昨年6月~8月に放送された日テレの「水曜ドラマ」の主演に起用された。

「篠原さんは『ハケンの品格』で主演に起用されて、はりきっていたんですよ。大事なドラマの撮影があるし、市村さんも高齢だし、新型コロナによる家庭内感染を防ぐという理由で別居したんですね。だけど、ドラマが終わってもそのまま別居状態が続いていた。一般社会でも”コロナ離婚”は増えていますから」(前出・三杉氏)

 2人は2005年に結婚。2008年に長男、2012年には次男をもうけた。長男は中学1年生、二男は小学4年生になる。子供の親権は母親が持つ場合が多いことから、”親権問題"が注目されたが、2人の子どもの親権は市村が持つことになった。親権について離婚報告のコメントで市村はこう記している。

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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