林:ゴルフは初めてじゃないでしょう?

高嶋:学生のころ、チャラチャラしてたころにちょっと。

林:カッコいいですよ、ますます魅力的になって。必ず「美貌の」って形容詞がつくしね。

高嶋:もうつかないですよ。15年ぐらい前までは「美人ヴァイオリニスト」って書いてもらえたんですけど、それがしばらくすると「毒舌」になって、それ以降もう“美”の形容詞は戻ってこないです。

林:いやいや、まだ十分「美貌のヴァイオリニスト」でいけますよ。

高嶋:私、見た目なんかどうでもいいんです。おもしろければいいんです。

林:そんなこと思ってないくせに(笑)。

高嶋:アハハハハ。

(構成/本誌・直木詩帆 編集協力/一木俊雄)

高嶋ちさ子(たかしま・ちさこ)/東京都生まれ。6歳でヴァイオリンを始め、桐朋女子高音楽科、桐朋学園大学を経て、1994年、イェール大学音楽学部大学院修士課程アーティスト・ディプロマコースを修了。デビュー後は多彩な演奏活動を続け、年間100本近いコンサートをこなす。「12人のヴァイオリニスト」「Super Cellists」などのプロデュースも手掛ける。テレビやラジオなどでも活躍。近著に『ダーリンの進化論 わが家の仁義ある戦い』(小学館)がある。

週刊朝日  2021年8月6日号より抜粋

暮らしとモノ班 for promotion
大谷翔平選手の好感度の高さに企業もメロメロ!どんな企業と契約している?