工藤阿須加(C)朝日新聞社
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 天海祐希が主演を務めるドラマ「緊急取調室」第4シーズン(テレビ朝日系)に、新キャラクターとして加わった俳優の工藤阿須加(30)。本作は叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーが、凶悪犯と心理戦を繰り広げる人気ドラマの最新シリーズで、工藤は強い正義感と優れた洞察力を持ち、キントリの捜査に協力する警視庁の警乗警察官・山上善春役を演じている。

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 脇役としての活躍が目立っている工藤だが、実は人気ドラマシリーズの常連だ。今作の「緊急取調室」だけでなく、2016年に放送された北川景子主演の「家売るオンナ」(日本テレビ系)、2018年の波瑠主演「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日系)、2020年の1月に放送された木村拓哉主演の「教場」(フジテレビ系)と、人気を集めて続編が制作された数々のドラマにメインキャストとして出演しているのだ。

ソフトバンクの工藤公康監督を父に持つ工藤ですが、子供の頃からしつけは厳しかったことは有名です。『礼儀、あいさつ、態度』ときつく父から言われ、目上の人にあいさつをしなかった時は、本当に怒られたと何度もバラエティー番組やインタビューで話しています。2月に掲載されたスポーツ新聞のインタビューでは、『僕の家族は助け合わないといけない瞬間が来た時は一致団結します』とも話していました。きょうだい同士でケンカをしてもすぐに仲直りして、いい方向になるように話し合いをするそうです。そんな、しつけが身に付いている人は、ワガママを言って自分中心に物事を進めたりはしません。そういった悪目立ちしないところが、役者業にもプラスに働いているのだと思います」(テレビ情報誌の編集者)

 工藤といえば嫌みのない爽やかな好青年という印象が強い。共演者からもその愛されぶりが語られており、以前、北川景子は情報番組で工藤について「明るくてニコニコしてて、すごく空気を盛り上げてくれる」と評価していた。今作で共演している天海祐希も7月に行われた「緊急取調室」のトークイベントで、「息子にしたいナンバーワン」と絶賛した。

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