深田恭子(C)朝日新聞社
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 5月に適応障害を発表し、7月スタートの連続ドラマ「推しの王子様」を降板して休養生活を余儀なくされていた深田恭子(38)。9月に休養を終え、自身のインスタグラムで芸能活動の再開を発表したが、映画「劇場版 ルパンの娘」の完成披露の場に登場すると、SNSでは「痩せすぎ」「もっと休養して」との声が殺到した。たった4カ月での復帰は、やはり無理があったのか。スポーツ紙の芸能担当記者はこう語る。

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「たしかに、激やせと言ってもいいぐらいの体の細さでした。声もふるえていてあんまり出てなかったですし、ファンならずとも『もっと休養したほうがいい』と思ったことでしょう。10月6日放送の『FNS歌謡祭』に出演した際も、深田さんの表情やろれつの回らない様子が明らかにおかしいと心配されていました。芸能生活20年以上の深田さんとはいえ、適応障害の原因は主にストレスですから、またぶり返してしまう可能性もある。結局、降板した『推しの王子様』は比嘉愛未さんが代役を務めましたが、視聴率は4~5%とかなり苦戦を強いられました。深田さんも責任を感じていたかもしれません」

 こうしたなか、15日から「劇場版 ルパンの娘」の公開が始まる。深田にとって、今は「休んでいるわけにはいかない」状態なのだという。

「15歳で女優デビューして、すでに23年も女優業をやってきたベテランではありますが、『ルパンの娘』は深田さんにとって久々の当たり役。2回の連続ドラマで固定ファンを掴み、『映画も絶対に当てたい』という思いは相当強いはず。封切り直前で、ひとつでも多くのプロモーションをこなさなければならないという事情もある。そもそも、彼女が降板することになった『推しの王子様』も、映画公開前に別の連続ドラマ作品で露出を増やすという、フジテレビがよくやるプロモーションの一環だった。それを体調不良でフイにしたわけですから、フジテレビの手前これ以上休むわけにはいかない、という思いもある」(前出の記者)

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