この記事の写真をすべて見る

 ペットはもはや大事な家族。読者とペットの愛おしい日常のひとコマをお届けします。今回の主役は、のRIRIちゃんとRONちゃんです。

【写真】こんな姿見たことない! 枯れ葉をやさしく抱えて立ち上がる猫

*  *  *

 結婚して20年。転勤、転職いろいろとあり、3年ほど前にやっと建てたマイホーム! ペットはずっと欲しくて、いい出会いがあったらと考えていました。

 新築の家に住んで半年。

「子猫が保護されているから、わが家にお迎えしたい!」と娘から連絡がありました。写真を見て一目ぼれ。グレーの鍵しっぽの男の子をお迎えすることになりました。

 名前はRIRI(2歳)。とにかく可愛くて癒やされる日々。とはいえ、そこはニャンコ。窓に上って外を見たくて壁を引っかく。あっという間に新築だったわが家の壁には引っかき傷が。

 しかし、パパはすでにニャンコのトリコになっていました。RIRIのためにと、窓枠に上りやすいように、壁に穴を開け、棚をつけてあげました。

 毎日、その足場を使って窓に上り、警備のお仕事ニャルソックするのがRIRIの日課です。

 そこからまた半年。12月25日の結婚記念日に「カラスに襲われている子猫がいる!」とパパから連絡が。

 子猫の周りに親猫の姿はなく、放っておけないと、わが家へお迎えしました。黒白のハチワレの男の子RON(1歳半)です。

 こうして始まったのが、お兄ちゃんになったRIRIとの子猫育て。優しいRIRIが、まだ生後1カ月ちょっとだった子猫の面倒を一生懸命みてくれました。

 ニャンコたちも大きくなり、今ではわが家は全てがニャンコ中心に。

 壁に引っかき傷はどんどん増えますが、それ以上の幸せをくれるニャンコたちに感謝しています。

 鍵しっぽ&ハチワレの、幸せを運ぶわが家のニャンコR兄弟です。(埼玉県谷市/43歳/契約社員)

【原稿募集中!】
「犬ばか猫ばかペットばか」では、みなさまからの原稿をお待ちしております。
原稿は800文字程度で、ペットのお写真を添付のうえ、下記メールアドレスまでご送付下さい。
必ず名前、住所、年齢、職業、電話番号のご記入をお願い致します。
尚、掲載は本コーナー(外部配信含む)と「週刊朝日」の誌面となります。謝礼は6千円。
mypet@asahi.com
※著作権は本社に帰属します

週刊朝日  2021年10月29日号