「CM契約期間中に妊娠したからといって、違約金を求めるケースは最近ではほぼ皆無でしょう。アルコールのCMに関しては上戸彩や滝川クリステルのように妊娠発表後にCMが終わったことはありますが、違約金をとったとなると企業側のイメージは悪くなりますからね。妊娠に限らず、事故や病気で打ち切りになることもあるわけで、不倫や犯罪でもない限り、違約金を請求することはほとんどないといっていい。そもそも事務所とクライアントの契約なので、タレント個人を責める問題ではありません。広告業界ではジェンダーには特に敏感になっているので『妊娠、CM打ち切り、違約金』みたいな報道は、もはや芸能ニュースの中にしかない都市伝説ですよ」(大手広告代理店関係者)
芸能界ならではの「妊娠報道」は今後、徐々に少なくなっていきそうだ。(黒崎さとし)