「若手の頃は寝坊が原因でかなり遅刻していたそうで、『現場に行って、そのままスライディングで土下座してました』とバラエティー番組で明かしたこともあります。さらに10月に放送された情報番組では『小学生くらいの頃はクソ性格悪かった』と明かし、小学3、4年生の頃に書いた作文のタイトルが『友達なんかいらない』だったと告白しています。こうしたエピソードをあえて隠さないところを見ると、ある意味、おおらかな性格なのかもしれません」

「Hulu」の主演ドラマ「死神さん」の配信記念イベントでは、共演者の前田敦子から「撮影中にいつも、終わった後の晩ご飯のメニューを考えている」と明かされていた。そうした子どもっぽさがあるところも憎めない要素の一つだろう。

「ドラマで共演していたKing & Princeの岸優太からは、女優さんがいる中、いきなりカンチョーをしてきたとバラエティー番組で暴露されていました。また、別れ際のシーンで田中がキスシーンくらい顔を近づけてきて、岸は笑いが止まらなくなりNGを出したそうです。このエピソードに、同じく共演者の波瑠は『レベルが低すぎるんです』とバッサリ。でも一部の女性から見ると、そんな田中が愛くるしくみえるのでしょう」(前出の記者)

■「遅咲きの実力派」としての評価

 一方で自分の過去の行いを反省し、素直に過ちを告白する潔さも。

「5月にバラエティー番組で、事務所の先輩の小栗旬を『心の中でダセェと思っていた』と発言したことが波紋を呼びました。以前、田中さんは先輩やスタッフとの飲み会は『媚びているみたい』だから行かなかったそうなんですが、小栗さんは飲みに行くタイプだったからというのが理由。しかし、座長という立場を経験し、みんなとコミュニケーションを取ろうと思った時期を経て、小栗がやっていた意味がようやくわかったそうです。田中は『僕は何て浅はかで足りてない男だったのかと、今はすごく反省しています』と謝罪していました。そんな自身の至らなさを認め、反省できる素直さは好感が持てます。それでいて、子供のような人懐っこさも感じる。そんなところが問題行動によるマイナスイメージを打ち消し、俳優としてのキャラクターを維持しているのだと思います」(前での編集者)

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