2004年にデンマーク女王来日の晩さん会でティアラを披露した黒田清子さん

女性皇族結婚がどれほど困難を伴うものであるか。眞子さんの結婚問題は、国民も皇室も互いに痛みを伴いながら考える機会となりました。それを踏まえて政府は、課題の解決にしっかり取り組んでほしい」(所功氏)


 愛子さまの成長ぶりは、内親王として評判の高かった黒田清子さんを思い起こさせる。

 
「内廷の内親王として、愛子さまも叔母の清子さんをお手本になさりながら、ご自身の品格と資質を磨いてこられたのかもしれません」(前出の所功さん)

 清子さんは少女の頃から盲導犬への関心が深いことで知られていた。
 愛子さまの愛犬の由莉(ゆり)も、老人福祉施設やホスピス病棟を訪問する活動をしている。アニマルセラピーに関心の高いご両親の影響もあるのだろう。 


 大学の専攻も同じ学習院大学の文学部日本語日本文学科(旧・国文学科)。清子さんの大学の卒業論文は、「八代集四季の歌における感覚表現について」だった。


 平成の時代に、天皇ご一家の和歌の御用掛を務めた歌人の岡野弘彦さんは、当時の清子さんに毎月1時間ほど和歌の指導した、と記者に話していた。岡野さんは、清子さんの和歌を高く評価していた。

 愛子さまも高校卒業時には「平安時代と犬―文学作品を通して―」と題したリポートを提出している。


 清子さんは、本格的に公務に励み、外国への公式親善訪問をした、初めての内親王だ。ボランティアや自然保護、福祉などさまざまな分野に力を注いできた。


 愛子さまも感想で、公務への意欲を示していた。
 来年3月に行われる記者会見で、どのような言葉を紡ぐのか。

(AERAdot.編集部 永井貴子)
 
 

[AERA最新号はこちら]