あす17日(木)にかけて、北海道から九州の日本海側を中心に大雪の恐れ。一気に積雪が増加して、立ち往生のリスクが高まる所も。大雪や吹雪、吹きだまりによる交通への影響に警戒が必要。
あすにかけて 北陸や東海を中心に積雪増加
あす17日(木)にかけて、日本海にある低気圧が発達しながら北陸付近へ進み、上空5000メートル付近でマイナス39℃以下(大雪の目安)の強い寒気が流れ込む見込みです。
北海道から九州にかけて、日本海側を中心に断続的に雪が降り、局地的に降り方が強まりそうです。強い風に乗って、太平洋側にも雪雲が流れ込むでしょう。北陸や東海など、同じ所で長い時間にわたって雪が降り続く可能性があるため、山沿いだけでなく、平地でも大雪となる恐れがあります。
また、北または西よりの風が強まるため、ふぶいて見通しが悪くなるでしょう。大雪や吹雪、吹きだまりによる交通への影響に警戒が必要です。
最新の「道路影響予測」によりますと、あす17日(木)にかけて気象による道路影響リスクが高い所が多くなりそうです。最新の気象情報や交通情報を確認して、無理のないように、外出の予定や移動手段の変更なども検討なさってください。
なお、高速道路影響予測は、天気予報に基づく予測です。実際の規制状況は道路管理者等の発表を確認してください。
雪道で立ち往生してしまったら
不要不急の外出は控えた方が安全ですが、もしも雪道で立ち往生してしまった場合は、一酸化炭素中毒に注意が必要です。
車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。