ジャスティン・ビーバー、ツアー開幕直後に新型コロナ陽性 米ラスベガス公演延期へ
ジャスティン・ビーバー、ツアー開幕直後に新型コロナ陽性 米ラスベガス公演延期へ

 ジャスティン・ビーバーが新型コロナウイルスに感染したことが明らかになった。米ビルボードが代理人に確認したところによると、ジャスティンはこのため2022年2月20日に米ラスベガスのT-Mobile Arenaで行われる予定だったコンサートを延期した。

 会場のウェブサイトには、「【ジャスティス・ツアー】ファミリー内で新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、残念ながら日曜日のラスベガス公演を延期せざるを得なくなりました。ジャスティンはもちろんとても残念に思っていますが、スタッフとファンの健康と安全が常に彼の最優先事項です。サンディエゴでの開幕公演は大成功でしたので、ジャスティンは一刻も早くラスベガスのファンにもこの素晴らしいショーをお届けしたいと思っています」と記載されている。

 ジャスティンのラスベガス公演は6月28日に変更されたが、この日はNHLプレーオフのスケジュールに左右される。当初の日程で購入されたチケットは有効だが、購入した場所での払い戻しも可能だ。

 27歳のジャスティンによる【ジャスティス・ワールド・ツアー】は、2月19日にサンディエゴのPechanga Arenaで開幕した。AEGがプロモーターを務める、この90公演に及ぶワールド・ツアーは、2月22日にアリゾナ州グレンデールのGila River Arenaで公演が行われ、その後6月下旬まで北米各地で公演が予定されている。

 新型コロナ陽性の診断を受けたことにより、ジャスティンがほかの公演の日程を変更する必要があるかどうかは現時点では不明で、今回の陽性反応について本人およびチームからのコメントは発表されていない。

 【ジャスティス・ワールド・ツアー】は当初、昨年の夏にスタートする予定だった。このツアーは、2021年に発売され、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得した8thアルバム『ジャスティス』と連動したものになる。