30日(水)頃までは晴れる日が多いですが、31日(木)は広く雨が降るでしょう。一時的に寒気が流れ込み、4月のスタートはヒンヤリしそうです。その後は次第に気温は上がり、東京で25℃近くまで上がる日も。ヒノキ花粉がピークに。
1週目(28日~4月3日)
この先も春らしく天気は周期的に変化するでしょう。
30日(水)頃までは九州から北海道は晴れる所が多い予想です。最高気温は平年並みか高く、春本番の暖かさの所が多いでしょう。きょう27日は福岡や東京で桜が満開になりましたが、広島や名古屋など続々と桜が満開になりそうです。
ただ、晴天は続きません。31日(木)は低気圧の影響で、九州から東北にかけて雨が降るでしょう。外出の際は雨具が必要になりそうです。北海道は雪が降るでしょう。
4月1日(金)は太平洋側を中心に晴れ間がでますが、一時的に寒気が流れ込んでくる予想です。最高気温は平年を下回り、関東以西でも15℃に届かない所が多く、薄着では空気がヒンヤリと感じられるでしょう。日中も上着が必要になりそうです。
沖縄はこの先1週間はぐずついた天気になるでしょう。
2週目(4月4日~9日)
4月4日(月)以降は本州付近は晴れる日が続くでしょう。北海道は6日(水)と7日(木)頃は一時的に雨雲がかかりそうです。沖縄は8日(金)と9日(土)頃は雨が降るでしょう。
最高気温は平年並みか高い日が多くなりそうです。特に、8日(金)頃からは東京などで25℃近くまで上がる日もあるでしょう。体を少し動かすと、汗ばむくらいになりそうです。
ヒノキ花粉がピークに
九州を中心にヒノキ花粉がピークを迎えていますが、4月に入ると、中国地方から関東でも次第にヒノキ花粉がピークになるでしょう。スギ花粉のピークは越えますが、ヒノキ花粉で症状が出る方は、まだしっかりと対策をした方が良さそうです。
花粉を避けるために、マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
①メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
②マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。