この先2週間、気温が平年並みか高い日が多く、暖かさに後押しされて桜前線は東北北部へ。関東以西では内陸を中心に最高気温25℃以上の夏日も。日本のはるか南では台風が発生する予想で、北上する可能性も。
1週目:8日(金)~14日(木)
あす8日から10日までは広く晴れるでしょう。
11日から13日にかけて、低気圧が日本の北へ進み、前線が北海道や東北付近を通過。低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。日差しはありますが、天気が変わりやすく、あちらこちらで雨雲が湧いてきそうです。
14日は、別の前線が西から延び、次第に雨の範囲が広がるでしょう。
気温は平年並みか高く、特に、南から暖かい空気が入る11日から13日はグンと上昇。関東以西は内陸を中心に最高気温が25℃以上の夏日の所がありそうです。北陸や東北南部でも少し動くと汗ばむくらいの所があるでしょう。半袖を用意しておくと良さそうです。桜前線は東北を北上し、東北北部からも開花の便りが届きそうです。
2週目:15日(金)~20日(水)
15日から18日にかけては、多くの所で晴れるでしょう。
19日以降は、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、関東やその周辺の地域を中心に雨の降る所もありそうです。
気温は、17日頃までは平年より低めの予想ですが、強い寒の戻りはなさそうです。その先は春らしい暖かさの所が多くなるでしょう。
なお、きょう7日午前9時現在、日本からはるか南に離れたカロリン諸島に「熱帯低気圧」があります。この熱帯低気圧は次第に台風へと発達し、12日頃にはフィリピンの東へ進む見込みです。
その後の動きには、まだかなりの幅があるものの、15日前後からは本州の南へと進んでくる可能性もありますので、今後の情報に注意が必要です。