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きょう21日、九州は活発な梅雨前線の影響で、夕方まで雷を伴い非常に激しい雨が降る所があるでしょう。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害に警戒・注意して下さい。今週の後半も不安定な天気が続き、局地的な大雨に警戒が必要です。

21日夕方まで非常に激しい雨

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きょう21日、梅雨前線の活動が九州付近で活発になっています。未明からけさにかけて、1時間雨量は鹿児島県肝付町の内之浦68.5ミリ、長崎県長崎市脇岬62.0ミリ、宮崎県串間市45.5ミリ、本県宇土市39.5ミリなど、非常に激しい雨や激しい雨が降りました。長崎県や鹿児島県では24時間雨量が100ミリを超え、150ミリに達している所もあります。

午前10時55分現在、活発な雨雲はゆっくり北東へ進んでいます。西から雨雲が少なくなってきていますが、きょう21日、九州北部は昼過ぎまで、九州南部は夕方まで雷を伴い非常に激しい雨や激しい雨の所があるでしょう。
これまでの大雨により地盤が緩んでいる地域がありますので、土砂災害に警戒・注意して下さい。

今週後半 梅雨前線はさらに九州の北へ

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あす22日、梅雨前線は活動を弱めて九州の南海上へ南下し、日中は天気が持ち直す所が多くなるでしょう。
23日(木)は朝鮮半島付近で新たに梅雨前線が明瞭になる見込みです。そして、24日(金)から25日(土)は梅雨前線が対馬海峡付近へ南下してくる見込みです。九州は暖湿空気の流れ込みが強まり、九州は大気の状態が非常に不安定になるでしょう。前線の活動によっては、九州北部を中心に局地的に大雨のおそれがあり警戒が必要です。

来週の初めにかけて梅雨末期のような気圧配置が続きますので、雨の降り方にご注意下さい。

7月上旬は急速に太平洋高気圧が強まり、夏空が広がるようになる見込みです。