10月5日、「<a原田知世のうたと音楽~デビュー40周年記念ベストアルバム」発売。10月16日、「原田知世 40thAnniversaru Special Concert “fruitful days”」を東京国際フォーラム ホールAで開催>
10月5日、「原田知世のうたと音楽~デビュー40周年記念ベストアルバム」発売。10月16日、「原田知世 40thAnniversaru Special Concert “fruitful days”」を東京国際フォーラム ホールAで開催

――ゴルフは自分と向かい合うスポーツでもある。苦しくなることも多々あるのでは?

「(ゴルフを)嫌いになりそうになることもあります。ずっと振り向いてくれない恋人を追いかけているような感じ。なぜ?これでもダメなの?って。でもある日突然、諦めかけていたときにパッと振り向いてくれた、みたいな(笑)。そしてまた熱心に追いかける。私はスコアよりも自分がどれだけいいショットを積み重ねられるかが重要だと思っています。いいスイングができたときには達成感があります」

──50代になると誰もが感じるであろうことだが、知世さんも自身の体の変化を感じているという。

「体のメンテナンスを意識するようになりました。昔は無理がきいたからちょっと我慢することでクリアできていましたが、今は無理をすると元に戻すのに時間がかかるようになったり、自分の気持ちより体が動いてなかったりします。体はひとつしかないので、きちんとメンテナンスして長く付き合っていくべきだと思うようになりました」

──美しさをキープし続けるためにどんな努力を続けているのだろう?

「20代、30代のときは、日焼けだけはしないように気をつけていました。それはすごくよかったなと思います。いまは、腹七分目くらいで食べ終えるようにしています。おなかいっぱい食べると食後に疲れてしまうので少なめにして体を労ってあげることも大事だなと思っています。また、10日に1回、ストレッチの先生に立ち方や歩き方などを見てもらって、アドバイスをいただいています」

──10月5日にはベストアルバム発売、同16日には東京国際フォーラムでライブ開催と、40周年イベントを控える。

「今年はファンの方々にたくさん恩返しをしたいと思っています。ベストアルバムはいろんなレコード会社の協力をいただいてひとつの作品にしました。ライブも新旧織り交ぜながら、過去、今、これから先を感じてもらえるような構成になっているので、楽しんでいただけたらうれしいなと思っています」

(取材・構成/谷口由記)

週刊朝日  2022年10月7日号

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