フォール・アウト・ボーイ、地元での銃乱射事件を受けて銃規制団体に約1370万円を寄付へ
フォール・アウト・ボーイ、地元での銃乱射事件を受けて銃規制団体に約1370万円を寄付へ

 現地時間2022年7月8日、フォール・アウト・ボーイが、7月4日の米国独立記念日に彼らの故郷であるイリノイ州シカゴの隣街ハイランド・パークで発生した銃乱射事件を受け、銃規制に取り組む米非営利団体Everytown for Gun Safetyに10万ドル(約1370万円)を寄付することをSNSで表明した。

 バンドは「シカゴは僕らが育った街で、ハイランド・パークの人々、そしてアメリカ中の銃乱射事件の被害者を想うと心が痛みます」とインスタグラムとツイッターに投稿し、「少しでも力になれるよう銃による暴力を終わらせるために奮闘しているEverytown for Gun Safetyにフォール・アウト・ボーイ基金を通して10万ドルを寄付します」と続けた。

 パトリック・スタンプ、ピート・ウェンツ、ジョー・トローマン、そしてアンディ・ハーレーからなるフォール・アウト・ボーイは、2017年9月にフォール・アウト・ボーイ基金を「自分たちにたくさんのものをくれた街、シカゴへの恩返し」として立ち上げた。

 2018年にフォール・アウト・ボーイは、米ワシントンD.C.で開催されたコンサート【Stay Amped】のヘッドライナーを務めた。同公演は銃規制の強化を求める大規模なマーチ【March For Our Lives】の前日に開催され、収益の一部はEverytown for Gun Safetyに寄付された。

 7月4日の悲劇的な乱射事件は、ハイランド・パークの独立記念パレードがスタートした15分後に発生した。7人が死亡し、50人近くが負傷した。