ザ・ウィークエンド、公演延期を悲しんでいた6歳のファンを別公演へ招待
ザ・ウィークエンド、公演延期を悲しんでいた6歳のファンを別公演へ招待

 現地時間2022年7月14日、ザ・ウィークエンドが米フィラデルフィアで開催した【アフター・アワーズ・ティル・ドーン】ツアーの初日公演でとある幼いファンに幸せを与えた。

 ザ・ウィークエンドの大ファンである6歳の少年、フェニックス・プリンスは、延期となったツアー初日のカナダ・トロント公演の会場外で泣いている姿を写したSNS投稿がバズったことから一躍有名となった。同公演は当日に発生した大規模な電波障害の影響で急遽中止となっていて、多くのファンがネット上に悲しみを吐露していた。

 公演中止となってしばらくして、ザ・ウィークエンドは父親に慰められているフェニックスの写真をリツイートしており、この写真でフェニックスは憧れの人のマネをして赤いブレザーと黒のタイを着用していた。ザ・ウィークエンドは、リツイートに「誰か彼を見つけてくれないかな?」というキャプションを添えていた。

 ザ・ウィークエンドは最終的にフェニックスの家族と連絡をとることに成功し、14日の米フィラデルフィア公演への飛行機を手配し、彼を招待した。フェニックスの父親のブレイク・プリンスはコンサートの後、“スターボーイ”となった息子がザ・ウィークエンドとバックステージで触れ合っている写真をインスタグラムに投稿した。

 ブレイクは投稿に「言葉にしようとしてもできないだろう」と添え、「私達はこの瞬間に永遠に感謝します。エイベル、そして彼の素晴らしいクルーが見せてくれた友情、おもてなしの精神、やさしさ、そしてフェニックスと僕と1日一緒に過ごしてくれたことに。感謝という言葉では足りません。フェニックスはこの体験を一生大切にするでしょう。100万回ありがとう」と想いを綴った。