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この先の東北地方は、雨の降る日があるものの、秋晴れの日が多い見込み。上空には断続的に寒気が入り、23日(日)頃は標高の高い山で雪の降る可能性がある。日ごとの寒暖差も大きく、体調管理や服装選びに注意が必要。

【前半】秋晴れ多い 本格的な紅葉狩りシーズンへ

東北地方では今月末にかけて、紅葉の見頃エリアが標高の高い所から麓へと徐々に広がって、本格的な紅葉狩りシーズンを迎えるでしょう。この期間は秋晴れの日が多く、山では青空に映える色鮮やかな紅葉を楽しめそうです。

22日(土)から23日(日)は、気圧の谷が北日本付近を通過するため、雨の降る所があるでしょう。上空に寒気が流れ込み、標高の高い山では雪の降る可能性があります。

最低気温・最高気温ともに、平年並みか平年より低い所が多いものの、日ごとの寒暖差が大きくなりそうです。体調管理にお気を付けください。

【後半】内陸を中心に路面が凍結する恐れ 車の運転は注意

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26日(水)は、各地で秋晴れとなるでしょう。
27日(木)から28日(金)は、東北南部では晴れ間がありますが、東北北部では雨の降る所がある見込みです。
29日(土)は雲が次第に増えて、30日(日)から31日(月)は雨の降る所が多くなりそうです。

最低気温・最高気温ともに、平年並みか平年より低い所が多い予想です。
秋が一段と深まり、朝晩は冷え込みが厳しくなるでしょう。雨や雪が降った日は、内陸を中心に路面が凍結する恐れがあります。また、11月7日は「立冬」で、北日本では初雪が降るころです。10月下旬になったら、冬用タイヤへの交換を早めに検討しましょう。

路面の凍結 特に注意すべき所は

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雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。