AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2022年9月12号では、管理栄養士で料理家の藤原(杉木)朋未さん、ローソン広報部の杉木創也さん夫婦について取り上げました。
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夫27歳、妻27歳で結婚。長男4歳、次男1歳の4人暮らし。
【出会いは?】共通の知人の紹介。ちょうど同時期に失恋した者同士で、連絡先を教えてもらって「あとは2人でどうぞ」となった。
【結婚までの道のりは?】出会って1カ月ほど、ドライブデートの帰り際、夫から車の中で告白。プロポーズまでは11カ月、手紙の頭文字「けっこんしよう」。
【家事や家計の分担は?】料理関連は妻。片付け、掃除、洗濯関連は夫が担当。家計は別々で、お互い何か買いたいものなどがあるときは、念のため事前確認をしている。
妻 藤原(杉木)朋未[33]エミッシュ、管理栄養士・料理家
ふじわら(すぎき)・ともみ◆1989年、静岡県生まれ。2012年、実践女子大学卒業。保育園栄養士として離乳食、幼児食、アレルギー食の調理、栄養相談に携わる。14年からエミッシュ。企業向けのレシピ開発や乳幼児食が専門。『マンガでわかる! 離乳食はじめてBOOK』で料理制作を担当
初めて会った時のことはあまり覚えていませんがビビビとは来なかったです(笑)。共通の知人から「とにかく真面目だから」と聞いていたのですが、その通りでした。
プロポーズはかなり手が込んでいました。出会ってからよく手紙をくれていたのですが、クリスマスイブにその手紙のコピーが貼られたアルバムをもらったんです。頭文字をつなげてみると、プロポーズの言葉になっていた。最初から結婚を考えていてくれたことがうれしかったです。
コミュニケーション力がとても高く、いつも驚かされます。私の両親の懐にもすっと入りこみ、両親が喜ぶような話題を持ちかけてくれる。保育園のママ友たちの輪にも自然に溶け込み、和気あいあいと楽しくやってくれています。周りとのつきあいで困ったことはありません。
直してほしいところは正直ないです。あえて言うと、たまには「ママ」ではなく、名前で呼んでほしいかなと思います。LINEでも「ママ」って書くのはやめてね(笑)。