まもなく50歳になる井戸田さんだが、つやつやの肌には毛穴が見当たらない。若く見られるでしょう、と水を向けると、

「そうやって言われるのがすごい好き。メイクをする前なのに『もう終わっていましたね』って言われる瞬間が一番うれしい」

 と破顔し、こう続ける。

「僕は別に美容を広めたいとは思っていないんです。でも、肌がきれいだと自分が気持ちいいし、むくんでいると嫌だもんね。何かやってみたいけど『美容』はハードルが高いと感じる人は、歯磨きや美容室と同じだと考えてみるのはどうですか? 一晩だけ、化粧水やリップを塗ってみるとか」

(編集部・福井しほ)

※AERA 2022年9月12日号より抜粋

暮らしとモノ班 for promotion
2024年の『このミス』大賞作品は?あの映像化人気シリーズも受賞作品って知ってた?