表示された「タスクマネージャー」の「プロセス」タブで「詳細表示」にし、使っているWebブラウザ名(ここではGoogle Chrome)をクリックすると、その名前がずらりと表示されるはずだ。
この中で、ニセ画面表示に関わっていそうなプロセスを探す。ここだと、CPU 8.5% メモリ37.2MBあたりが怪しいかな……と推測し、選んで、「タスクの終了(E)」ボタンを押す。
これで画面表示は消えた。エラー表示が出ることもあるが、気にしなくて構わない。とにかく、サポートに電話は絶対してはいけない。
怪しい通知をブロックする
次に、通知をブロックしなければならない。
なぜなら、Windowsニセサポートのようなページが表示されるということは、なんらかのニセ通知が出てくる状態であるに違いないからだ。もし、どのサイトが原因か分かっているなら、Webブラウザの[設定]を表示し、[プライバシーとセキュリティ]からそのサイトの通知設定を「ブロック」に変更すればよい(メニュー名はChromeの場合だが、他のWebブラウザでも大差ない)。
しかし、通知を許可したサイトがたくさんあって、どれを消去すべきか分からないということもあるかもしれない。
そういう場合は、「サイトの設定」から「データを全て消去」することになる。この手段を取ると、たとえばサイトのCookieなども消去してしまうため、たとえばログインしていた全てのサイトから一旦ログアウトする、などの状態になる。面倒ではあるが、ニセ通知やニセサイトの表示がまた出るのでは、とおびえるよりはマシだろう。