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今週の関西は、天気が小刻みに変わるでしょう。12日(水)には広く雨が降り、雨の後は大陸から黄砂が飛来する可能性があります。

12日(水)は広く雨 雨のあとは黄砂とおそ霜に注意

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関西では、明日11日(火)の午前中は晴れるものの、午後は雲が広がりやすくなるでしょう。雨の降りだす所もあり、明後日12日(水)は寒冷前線が通過するため、広く雨が降る見込みです。
雨の後は天気が回復するものの、大陸から黄砂が飛来する可能性もあるため、アレルギー症状などお持ちの方はお気をつけください。また、13日(木)の朝は内陸部を中心に冷えるため、おそ霜にも注意が必要です。
14日(金)から15日(土)にかけても雨が降りますが、16日(日)は大体晴れるでしょう。

黄砂が体に与える影響

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環境省によりますと、黄砂の飛来によって、以下のような呼吸器や循環器に係る疾患の症状の悪化が指摘されています。

① 黄砂の飛来は、目や鼻、皮膚などのアレルギー症状との関連があり、目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみなどを引き起こすことがあると報告されています。黄砂の濃度が高い日ほど、それらの症状が発症する方が多くなる傾向にあります。
② 黄砂の飛来と、呼吸器疾患についての関連が報告されています。黄砂が飛来すると気道や目、皮膚症状の悪化が見られる場合があります。喘息など呼吸器疾患のある人はいっそう注意が必要です。呼吸器疾患のない人でも黄砂の濃度が高いほど咳が出ることが報告されています。
③ 黄砂の飛来と循環器疾患について関連がみられています。 黄砂の飛来と救急搬送数増加、脳梗塞での入院や心筋梗塞での入院、発症の増加との関連が報告されています。高齢者や糖尿病、慢性腎臓病等の既往歴がある方は、循環器疾患への影響リスクが高いため注意が必要です。