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きょう8日(月)は、東海や関東甲信で、昼頃にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる恐れ。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を。北海道では、標高の高い山を中心に雪が降り、平地でも積雪の可能性。積雪や路面の凍結に注意。

けさ 東海や関東甲信で激しい雨

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きょう8日(月)は、日本の東から本州を通って沖縄の南へ前線がのびていて、前線上の低気圧が本州の南岸を東北東に進んでいます。

けさは、東海から関東甲信に活発な雨雲がかかり、1時間降水量は、静岡県御殿場市で34.0ミリ(~04:04)、静岡県天城山で40.0ミリ(~00:24)、静岡市30.5ミリ(~02:01)、神奈川県山北町の丹沢湖で28.5ミリ(~02:55)など、所々で激しい雨が降っています。

昼頃にかけて 関東甲信や北陸、東北で局地的な大雨

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きょう8日(月)は、東海や関東甲信で、昼頃まで雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。北陸や東北でも、局地的に雨の降り方が強まるため、注意が必要です。

あす9日(火)午前6時までの24時間に予想される降水量は、いずれも多い所で、
伊豆諸島で80ミリ
関東甲信地方で60ミリ
東海地方で50ミリ
北陸地方で25ミリ
の予想です。

これまでに、すでに大雨となっている所があり、東海地方では、地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。岐阜県では、氾濫危険水位に到達している河川もあります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

また、東北の太平洋側では、海上を中心に北よりの風が非常に強く吹くでしょう。暴風に警戒してください。

なお、近畿や中国地方、四国、九州は、朝まで所々で雨が降りますが、天気は回復に向かい、午後は晴れる見込みです。沖縄は雲に覆われ、にわか雨があるでしょう。

北海道東部 平地でも積雪の恐れ

上空にこの時期としては強い寒気が流れ込むため、北海道東部では、昼頃から雪や雨が降るでしょう。標高の高い山では雪が降り、平地でも積雪となる恐れがあります。足元に気をつけてお出かけください。なお、沿岸部を中心に北よりの風が強まるため、電線や樹木への着雪に注意が必要です。

夜にかけて、気温が下がり、路面が凍結する所もあります。特に、橋や歩道橋の上、トンネルの出入り口、交差点やカーブ、日陰の道路などは、路面が凍結しやすいため、車の運転は十分に注意してください。