ゲッターズ飯田さん(写真部/戸嶋日菜乃)
ゲッターズ飯田さん(写真部/戸嶋日菜乃)

 30代40代やそれ以上の世代の方は、年下の友達を作ったり、後輩の話を聞いてみたりする。もちろん、上の世代の方の持っている知識や経験は役に立つものがあるはずですが、若い人の意見を聞いてうまく取り入れてもらうと、よりよくなります。あとは、若い人はおもしろい考えを持っていても、お金がなくてチャンスを掴めないこともあるので、それはぜひサポートしてほしい。たとえば、子どもや孫から「大学でこんなことを専攻したい」と言われたとき、反対したくなってもぐっとこらえて背中を押してあげる。「そんなの何がおもしろいの」って思うかもしれませんが、逆に言うと上の世代がおもしろいと思うことって、古い感覚ってことですから。面白くないって思うことほど支援した方が良いです。来年(23年)以降、時代に置いて行かれないように、新しいことをどんどん吸収してください。

 中心は10代、20代ですから、若い方々はそう思って、どんどん主張した方がいいです。上の世代の人を助けるくらいの気持ちで、ぜひ「こっちの方がおもしろいと思います」と自分の価値観を出していってもらいたいですね。

――一昨年からのコロナ禍で人の考え方や行動が大きく変わりました。占いで、相談される悩みの種類は変わりましたか。 

 うーん、あんまり変わらないですね。人間の悩みなんてだいたい「五欲(自我欲、食・性欲、金欲・財欲、権力・支配欲、創作欲)」絡みですので、あんまり変わんないです。ただ、強いて言えばコロナ禍で人に会わなくなったので、人間関係に関する悩みは減ったかな。愚痴と不平不満が減ったということでいうと、時代は良くなったんですね。

 実は占いって景気が良い時も悪い時も必要とされるんですよ。悩みがなくて幸せだったら、より幸せになろうと思うし、不幸だったらその理由を知りたくなるじゃないですか。だから、世の中が変わったとしても、悩み自体は変わらない。ただ、人間関係の悩みは最近減ってきたっていう傾向は感じます。

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