――今年は準備の年ということですが、この正月のうちにしておいた方がいいことは何でしょうか。開運アドバイスを教えてください。
新年のあいさつはした方が良いですよ。僕も必ず新年のあいさつはするようにしています。あいさつだけで終わる人もいますけど、「今度ご飯行きましょう」のきっかけになることもあるので、やっておくに越したことはないです。
年賀状は手元に残るという利点がありますが、LINEやメールでも大丈夫です。あまり頻繁に連絡を取っていない人に対しても、新年のあいさつはわざわざ連絡した方がいいですね。あとは、こういうご時世なので派手にやる必要はないと思いますが「ご飯に行きましょう」とか新年会のお誘いは自分からすることをおすすめします。
本当は、新年のあいさつだけじゃなくて、年間の行事はどんどんやっていった方が良いんですよ。行事をせず、仕事ばっかりしていると今が何月何日だかわかんなくなりませんか。そうやって生活リズムが崩れると、心が不安定になって病んでしまうんです。なので、昔からあるような行事、お正月をやって、ひな祭りやって、お花見して、七夕をやって……と、季節を刻んでいくと、心が整っていきますよ。豆まきもちゃんとやってくださいね。「意味ないなあ」と思うかもしれないですが、そうではなく「そろそろ豆まきか」と季節を感じて、自分で時計を作っていくイメージです。(構成/AERA dot.編集部・大谷奈央)
ゲッターズ飯田(げったーず いいだ)
これまで6万人を超える人を無償で占い続け、「人の紹介がないと占わない」というスタンスが業界で話題に。20年以上占ってきた実績をもとに「五星三心占い」を編み出し、芸能界最強の占い師としてテレビ、ラジオに出演するほか、雑誌やwebなどにも数多く登場する。メディアに出演するときは、自分の占いで「顔は出さないほうがいい」から赤いマスクを着けている。LINE公式アカウントの登録者数は165万人を超え、本書のシリーズ累計発行部数も690万部を超えている(2021年9月現在)。『ゲッターズ飯田の金持ち風水』『ゲッターズ飯田の運の鍛え方』『ゲッターズ飯田の裏運気の超え方』『ゲッターズ飯田の「五星三心占い」決定版』(以上、朝日新聞出版)、『ゲッターズ飯田の運命の変え方』(ポプラ社)、『開運レッスン』(セブン&アイ出版)はいずれも10万部を突破している。