未知のウイルスだけに、調査研究をして、常に最新の対策を探り、ほどこすことが必要だが、

「実は日本では調査研究が進んでいません。人口当たりのコロナ関連論文数は、失礼な言い方ですがラトビア、スロバキア、コロンビアと同じレベルなんです」(上さん)

 調査研究は進まず対策は変わらない。代わったのは首相だけ!?

「岸田文雄首相は後手に回らないよう注意して手を打っていますし、できるだけ自分の口で説明しています。ただし米軍基地でクラスターが発生したときは、すぐ手を打たなかった。今月9日になってようやく米軍関係者の外出制限などで日米が合意。3週間前にできていればよかったんですが」(角谷さん)

 第6波を相手に、2年前と同じことを繰り返すのだろうか。(本誌・菊地武顕)

週刊朝日  2022年1月28日号

暮らしとモノ班 for promotion
大人のリカちゃん遊び「リカ活」が人気!ついにポージング自由自在なモデルも