お笑いコンビ、アンジャッシュの渡部建(49)が、15日放送予定の千葉テレビ「白黒アンジャッシュ」で芸能活動を再開すると報じられた。同番組は相方の児嶋一哉(49)とコンビ初の冠番組として2004年10月にスタート、アンジャッシュにとっての記念すべき場所ともいえる番組だ。
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渡部は20年6月に複数の女性との不倫スキャンダルが報じられたことを受け、すべてのレギュラー番組を降板、活動を自粛していた。一部では、同年末に放送予定の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 笑ってはいけないシリーズ」(日本テレビ)にサプライズ出演すると報じられたが、結局“お蔵入り”になった。
「渡部は『ガキの使い~』出演が報じられた後に、1時間以上にも及ぶ会見を開きました。でもこの会見が裏目となり復帰が遠のき、その後は公の場で活動することはなく、昨年2月には東京・豊洲市場でボランティアをしていると報じられました。妻の佐々木希(33)は一家の大黒柱として働き、渡部は家事と育児を受け持ち新しい家族のリズムができたことで、渡部の復帰について特に焦っている様子はなかったといいます」(スポーツ紙記者)
渡部が活動再開の場として「アンジャッシュ」として出演する番組を選んだ理由について、芸能ジャーナリストは、こう話す。
「渡部が活動自粛した後も、児嶋は孤軍奮闘し、ドラマやバラエティーでその能力を発揮していました。解散という選択肢は児嶋にはなかったそうで、あくまでも“アンジャッシュ”として再びコントをすることを願っていたそうです。アンジャッシュはもともとネタの面白さに定評があったコンビ。ネタも2人で協力して練り、キャラ作りも細かく考えています。今や、児嶋の『イジられキャラ』は、芸能界でも貴重な存在です。これから渡部が活動再開するとしても、以前のようなMCやグルメタレントは厳しい。出直すためには、原点のコントから地道にやっていくというのが一番受け入れられると、渡部もわかっているのでしょう。そのためには児嶋の力なしでは実現できません」