冒頭で紹介したKAZさんの職場でも陽性者が複数出た。さらに濃厚接触者が何人も出ている。人手が減り、入所者の入浴介助などが中止になった。
「スタッフが1人でも欠けても業務は滞ります。現場は疲弊しています」(KAZさん)
妻は感染4日目に宿泊療養施設に入ることができた。陽性者との最終接触日が確定したことで、KAZさんの職場復帰も見えた。だが、KAZさんは言う。
「自分が濃厚接触者となり、職場に迷惑をかけてしまったという精神的ストレスに加え、子どもたちも感染したらいったい何日間仕事に出られないのか……。考えただけでゾッとします」
(編集部・野村昌二)
※AERA 2022年2月14日号より抜粋