AERA 2022年3月7日売り表紙にKinKi Kidsが登場
AERA 2022年3月7日売り表紙にKinKi Kidsが登場
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 CDデビュー25周年を記念する第1弾シングル「高純度romance」を3月16日にリリースするKinKi KidsがAERAに登場。CDデビュー25年にわたるグループへの想いを語った。AERA 2022年3月14日号から。

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 KinKi Kidsは2022年、CDデビュー25周年を迎える。元日の東京ドームでのコンサートを皮切りに、「#キンキ25円でCM出演」キャンペーンなど、さまざまな企画が控える。

 3月16日には「高純度romance」をリリースする。デビュー曲「硝子の少年」も手がけた松本隆が作詩した。ゆったりと時間が流れるようなポップスで、二人の歩みが感じられる。今だからこそ歌えるだろう奥行きのある楽曲だ。

「僕らには『ジェットコースター・ロマンス』という曲があります。ロマンスという言葉をいままた選んだ松本さんの意図はわからないですが、曲を聴いた人が我々ふたりを思い浮かべてキュンとしてくれたりするのであれば、それでいいと思います」(光一)

「ふたりのグループなので、提供してくださる方なりのふたり像が投影されるところはありますよね。アニバーサリーイヤーは、きっとよりそうなる」(剛)

 1979年生まれの同じ名字を持つふたりは、デビュー前から絶大な人気を誇った。デビュー後は、シングルオリコンチャート1位のギネス世界記録を保持する等、エンタメの最前線を突き進んできた。

 この25年間について光一は「全部がお互いにバランスを取りながらやってきた結果」と言い、剛は「試練や葛藤はめちゃくちゃあったけど、そこには気づきがあるし、生きるという喜びがある」と話す。ふたりにとってKinKi Kidsとはどういう場所か?

「自分の感覚にはほぼないことをトライできる場所。自分がこうしたいと思うことがすんなりできるわけじゃないからこそ、新たな発見があります」(光一)

「求めてくれる人がいるということが、活動を続ける一番の理由です。ただそこにのみ、向かっています」(剛)

(ライター・小松香里)

AERA 2022年3月14日号