林:長谷川さん、奥歯が8本ないんですよね? 賞金で入れたんですか。
長谷川:実はいま治療中で、これから入れる予定なんです。20年ぶりぐらいに奥歯でものを噛むことができるから、たぶん感激して泣くと思います(笑)。
渡辺:何を噛むかですけど。
長谷川:マカダミアナッツ、あれを噛みたいなと思います。
林:それにしても、渡辺さんって声がとってもいいですよね、低くて。
渡辺:ありがとうございます。
林:お二人のネタに「ニュースキャスターになりたい」というのがありますけど、渡辺さん、声がいいから、本当にニュースキャスターのお仕事なんかもできるかもしれない。
渡辺:フジテレビの三宅(正治)アナに、メガネをかけたらそっくり……。
林:あ、ほんとに似てる!
渡辺:と、三宅アナ本人に言われました(笑)。
長谷川:隆はたたずまいもドッシリしているんです。僕の七つ下ですけど。それでも僕より落ち着いているというか。
渡辺:あんたが落ち着いてないだけなんだよ(笑)。
林:どうしてこういう破天荒な人と、こういう常識的なマジメな人がコンビを組もうと思ったのか、ほんとに不思議でしょうがないですよ。
長谷川:ハッハッハッ。
渡辺:非常識すぎるから、組んでみようかなと(笑)。
林:こんなに対照的なコンビ、めずらしいかもしれないですね。陰と陽というか。
長谷川:隆に「コンビ組みませんか」って言われたときに、「ちょっと考えさせて」とか言わないで、すぐその場で「ああ、いいね」みたいなことを言ったんです。僕も、正反対だとおもしろいかなと思って。
渡辺:お互いにそれまで組んでいたコンビを解散して一人でやっていて、「どうにもなんねえな」みたいな感じだったので、ほんとに気軽に。余っていたので声をかけて(笑)。
林:長谷川さんの高いトーンの声と、渡辺さんの知的な低い声がバランスよくからまって、このお二人、運命的に導かれたんだなって思いますよ。
長谷川:ありがとうございます。