プティ・タ・プティ/「ショルダーバッグ(図書館)ラ・ビブリオテーク」1万7600円/075―746―5921/京都市中京区寺町通夷川上ル藤木町32/営業時間10:30~18:30/定休日:木曜
プティ・タ・プティ/「ショルダーバッグ(図書館)ラ・ビブリオテーク」1万7600円/075―746―5921/京都市中京区寺町通夷川上ル藤木町32/営業時間10:30~18:30/定休日:木曜

■お散歩にぴったりな ショルダーバッグ   

 今回のプティ・タ・プティのテキスタイル/title:図書館「ラ・ビブリオテーク」。

 大阪のレトロ建築「中之島図書館」にて過去2回、大規模な展覧会を開いた際のコラボレーションデザインの生地。ギリシャ・ローマ神殿様式の図書館に色とりどりの本の蝶が舞うイメージで制作しています。ショルダーバッグの肩紐やコーナーなどには、上質の栃木レザーを使用。中は、ファスナー付きのポケットがあり、長財布がすっぽりと入るサイズです。スマホやハンカチなどお出掛けに必要なものが入るので、旅行やお散歩にとても便利です。

お散歩に連れていきたい小物とレトロな空間で過ごすティータイム
お散歩に連れていきたい小物とレトロな空間で過ごすティータイム

■奥が深い京の街 お散歩は発見の源  

 私は、時間があると通ったことがない道や路地を歩くようにしています。網の目のように入り組んだ小道など、京都にはまだまだ未知の部分がたくさんあり、歩く度に発見があるのです。お散歩テーマは、もっぱら「古びた鉄柵」「味のあるタイル」など、そして毎春の「桜さんぽ」はライフワークです。今回の「きんせ旅館」は、中に入って初めてその大正浪漫な空間に驚く場所です。京都を訪れたら、ぜひたくさん歩いて、様々な京の街の顔を感じてくださいね。

 さて、今回で連載は最終回です。一年間、ご愛読いただき本当にありがとうございました。今夏に、この連載をまとめ、書き起こしを含め、書籍になる予定で進めております。日常の中のほっと一息に、そして京の旅のお供に、お役に立てますよう……。

(撮影/竹下さより、編集協力/江下祥子)

ナカムラユキ
京都市在住。イラストレーター、テキスタイルデザイナー。著書に『京都さくら探訪』(文藝春秋)『京都レトロ散歩』(PHP)他多数

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