バクは絶滅危惧種で個体数が少ないうえ、警戒心の強い動物。いつもハッと思ったときには、お尻を向けて逃げてしまう。だから、このときはほふく前進でゆっくりゆっくり近づいた。夕日が沈む寸前だったので、なんとか日があるうちに撮りたいと焦りながらも、音が出ないよう、においで気づかれないよう、慎重に歩を進めていった。この写真は、10メートルほどの距離まで縮まったときに撮った一枚だ。
写真・文=岩合光昭
※アサヒカメラ2019年5月号より
バクは絶滅危惧種で個体数が少ないうえ、警戒心の強い動物。いつもハッと思ったときには、お尻を向けて逃げてしまう。だから、このときはほふく前進でゆっくりゆっくり近づいた。夕日が沈む寸前だったので、なんとか日があるうちに撮りたいと焦りながらも、音が出ないよう、においで気づかれないよう、慎重に歩を進めていった。この写真は、10メートルほどの距離まで縮まったときに撮った一枚だ。
写真・文=岩合光昭
※アサヒカメラ2019年5月号より