■食事
車椅子生活が始まった当初、カウンターのある店での外食は諦めたという神足さん。しかし今では、すしでもラーメンでも食べたいものを食べている。要は工夫と、お店側の協力次第。咀嚼にも困難があるが、店によっては小さいサイズで食事を提供してくれるという。
■取材
取材先へのリサーチは以前より重要になった。東京ビッグサイトで行われた「ケアショー・ジャパン」の取材では、前日に下見。質問したいことを妻に伝えたうえで翌日、現場に臨む。不自由になった会話を補うためだ。早朝から夜まで、一日中、取材に駆け回る日も珍しくない。
■遊び
車椅子生活になったからといって家に籠もっているのは絶対嫌。友人たちとの飲み会や旅行はやめない。世の中はバリアだらけだが、友人・家族の手を借りながら困難を克服してきた。やりたいことは諦めない。そんな神足さんの挑戦が車椅子使用者にとっては勇気の源になる。