東方神起、少女時代、KARA……2010年代はじめに日本で巻き起こった、K-POPブーム。ほどなくしてブームは収束したかのように、みえた。
どっこい。iTunesやYouTube、従来的芸能界の文脈と異なるメディアに新世代のK-POPアーティストたちがまいた種が着々と芽吹き、成長。そしていま、新たなK-POPの花が、咲きほこっている。
BTS(防弾少年団)が米ビルボードチャートで1位を獲得。新しい花は、J-POP市場も超えて咲く。「J-POP」のカウンターワード的に生まれた「K-POP」というジャンルがグローバルな広がりを見せることができた理由は? 従来の「韓国歌謡」は、どう再構築されたのか。
北大大学院准教授の著者が、「K」の趨勢と核心をひもとく。
※週刊朝日 2018年11月9日号
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