医師考案のみそ汁で「3カ月で10キロ減」に成功した女性　「自炊ができなくても続けられた」

　田中さんの場合、自分自身で血糖値を計測できる「フリースタイル　リブレ」を活用したのも効果的だった、と振り返る。リブレとは、糖尿病患者などが血糖値を管理するために使う機械。医師から病気のために必要という処方を受ければ健康保険の適用となるが、一部の医療機関では自費購入ができる。

「自分の血糖値の変化を“見える化”できたのが最高によかった。間違った思い込みを排除できたからです。たとえばカカオ90％の苦いチョコなら食べても大丈夫と思っていましたが、私の場合は食べたら急上昇。野菜多めのコンビニサンドイッチも『健康的～』なんて思っていたら、血糖値がガンと上がってびっくり。数字が目の前にあるので言い訳できない（笑）」

　数値化により、食べる順番が大事なことも痛感したとか。大好きな甘いものも、食後に少しずつ食べると血糖値は上がらなかった。今も田中さんは減量後の体重をキープできている？

「好物のシュークリームと果物を食べすぎて2キロ近く太りました。今のうちに元に戻します」

■「ラクやせみそ汁」のモト

「長生きみそ玉」まとめて作って冷凍→手間なし

白みそ80g＋赤みそ80g＋リンゴ酢大さじ1＋玉ねぎすりおろし150g（小～中1個分）

※AERA　2023年1月16日号

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