4月26日に3rdシングル「Smile Again」をリリースするBE:FIRSTがAERAに登場。デビュー以来、目覚ましい活躍を続けている7人が、世界を目指すうえでのこれからのヴィジョンを語った。AERA 2023年5月1-8日合併号から。
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経験の数だけ成長している。多忙な日々だが、メンバーの音楽とステージに対する姿勢はストイックだ。
「いま、なぜ自分たちがマイクを持ってステージに立っているのか。自分たちのライブに来るまでにかけてくれた時間もお金も、それは命というもので、人生の時間をもらっているのだから、常に全力をつくさないといけない」(LEO)
初の全国ツアーを通じ、全員に大きな学びがあった。グループのクリエイティビティーについて話し合う機会も増えた。満を持しての、サードシングルのリリースだ。
「どうやったら楽曲が魅力的に聞こえるか、一人ひとりのパフォーマンスの個性が増すのか。最近よくそういうことをメンバー同士で話しています。BE:FIRSTの次の方向性の片鱗が見えるシングルだと思います」(RYOKI)
全員が「同じバイブス」で模索しているのは、自分たちだからこそできる、オンリーワンの音楽だ。
「ファーストアルバム『BE:1』はジャンルレスでしたが、最近、“ジャンルレス”の本質を考えています。僕たちの曲が曖昧(あいまい)なジャンルレスだとリスペクトされない。やりたいことを突き詰めて、自分たちのオリジナリティーを確立して、その時初めて『BE:FIRSTは何をしてもかっこいい』と思ってもらえると思う」(MANATO)
「LEOくんがよく『ファイティングポーズを取らずにハグをする』と言っていますが、見え方次第でナンバーワンはたくさんいる。誰かのナンバーワンになるよりオンリーワンになるほうが、BE:FIRSTとして一番いい。BE:FIRSTがオンリーワンだという自信はあります」(SOTA)
(ライター・小松香里)
※AERA 2023年5月1-8日合併号