ほかにも、都内で派遣社員をしている女性(60)は「同窓会で再会後、飲食店を経営している同級生のお店を貸し切りにして食事会をしたり、タワマンに住んでいる同級生の家に夜景を見に行ったり。今後は同窓会を毎年開催することに決めました」と回答。楽しそうなシーンが目に浮かぶ。
また、都内の会社員女性(44)は「同窓会での再会がきっかけでお互いの仕事のブランドでコラボレーション企画をすることになりました」とビジネスチャンスにつながったケースを報告してくれた。
一方、東日本で暮らす40代の女性からは、こんな驚くようなエピソードも寄せられた。
「私は幹事だったのですが、男女のドロドロが複数発生してしまい、二度と全体的な同窓会はやりたくありません。幹事だったせいで巻き込まれてトラウマになりました」
何があったのか。詳しく経緯を聞くと、これは10年近く前の中学校の同窓会で、参加者は30代半ばだったという。
「参加者の既婚女性と独身男性が、同窓会での再会がきっかけで不倫関係になったのが最初でした」
不眠症で通院
その後、独身女性が間に入ってきて妊娠。結局、独身同士でスピード結婚したはいいが、スピード離婚という展開に。一方で、不倫が発覚した既婚女性も離婚する羽目になった。
「この3人からそれぞれ折に触れて相談を受けたり、アリバイ作りに加担させられたりした周囲の友人たちも騒動に巻き込まれ、みんなぐったりしていました」
幹事を務めたこの女性も「あなたが同窓会を開催したから、こんな騒動が起きてしまった」「もう二度と同窓会なんてできない」と当事者や周りの同級生たちに責められた。離婚した女性の恨みの矛先もなぜか幹事の女性に向かい、長文の恨みのメールや自殺未遂をほのめかす写真が届いたり、夜中に何十回も携帯に着信があったり。このため、女性は不眠症で通院を余儀なくされた時期もあったという。