今やすっかり怪演俳優のイメージがついた三浦翔平
今やすっかり怪演俳優のイメージがついた三浦翔平
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 俳優の横浜流星の好演が光る今年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」には、昨年の大河ドラマ「光る君へ」との奇妙な共通点があるとSNSで話題になっている。

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「両者の共通点は“呪詛”。7月27日放送の『べらぼう』では、福原遥演じる花魁・誰袖が白装束で藁人形に刃物を刺しながら、仇の一族を呪詛する様子が描かれました。実はこのシーンで使われた呪文には『(何万回唱えても)全く効果がでないように加工しているものを使用した』と、呪術指導を務めた陰陽道研究家・高橋圭也氏が明かしたのです。その流れで、高橋氏は昨年の大河で鬼気迫る様子が注目された藤原伊周の呪詛についても触れました。呪詛に使用する人形に食らいつき、狂気の表情で呪文を唱える姿は伊周役・三浦翔平のキャリア最高の演技との賞賛も受けましたよね。しかし、実はこの時、唱えていた呪文は『邪気を祓う祓詞を元にしたので唱えれば唱えるほどに良い事が起きても悪い事は起きない』ものだったと高橋氏が言ったのです」(映画ライター)

 紫式部に淡い恋心を抱くオリジナルキャラ・周明を演じた松下洸平結婚やライバル・清少納言を演じたファーストサマーウイカの女優ブレークなど、いいニュースの続く「光る君へ」出演者たち。その原因が、“目がイッちゃってる”と視聴者に大きなインパクトを与えた伊周の呪詛にあった──SNSではそういう見方をする視聴者も多く、「ファッサマの活躍も周明入籍も、すべて伊周に感謝やな」など、驚きの声が挙がっているのだ。

 今やすっかり怪演俳優のイメージがついた三浦翔平だが、デビュー後しばらくは単なるイケメン枠の俳優だった。

「2007年にジュノン・スーパーボーイ・コンテストで『フォトジェニック賞』『理想の恋人賞』を受賞し、翌年に“若手俳優の登竜門”とも称されたドラマ『ごくせん』の第3シリーズに出演。俳優としてのキャリアをスタートさせました。『ごくせん』の役のイメージも強かったのか、当時、見た目はチャラい感じでした。のちに暴露系YouTuber・東谷義和氏から、金銭関連や交際関係に関して真偽不明のガーシー砲を浴びせられたこともありました。また、過去には、俳優の佐藤健とともに合コンに参加していた週刊誌報道も。20代前半の頃はヤンチャなイメージだったと思います」(週刊誌の芸能担当記者)

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