![[撮影:蜷川実花/hair & make up いむたん/styling 八木下 綾/costume imyourAnkin Fancy Doll/prop styling 遠藤 歩]](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/1/3/846mw/img_13d7d319fe54a7bd485e1239e6d9786713847504.jpg)
新ユニット・PiKiを結成したFRUITS ZIPPERの松本かれんと、CUTIE STREETの桜庭遥花。二人がアイドル活動への思いを語った。AERA 2025年7月14日号より。
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──FRUITS ZIPPERとCUTIE STREET。日本ならではのアイドル文化を牽引する存在だ。
松本:FRUITS ZIPPERは7人ともめっちゃ個性的で自由。ルールがなくて全員がやりたいようにやっています。「アイドルだったらこんなことしないよね」って思われるようなこともしてしまうのが特徴的だと思います。
桜庭:FRUITS ZIPPERは変顔をたくさんしたり、全部をさらけ出してくれるのが面白い。キラキラしててかわいい姿とは真逆の姿を見ることでより魅力が増して好きになっちゃう。アイドルとして尊敬するところがたくさんあるし、FRUITS ZIPPERを見ると「もっと頑張ろう」って思います。私にとってお手本みたいな存在です。
CUTIE STREETはとても個性があってたくさんの人に元気を届けられる存在。私にとってK-POPのグループは憧れの対象なのですが、また違う魅力がある。私たちが掲げている「NEW KAWAII」や「KAWAII MAKER」といったコンセプトはダメなところやかわいくないところも全部肯定してあげようっていう思いが込められています。
松本:そうだよね。全部が「NEW KAWAII」し、「KAWAII MAKER」なんだよね。
──すべてを肯定し、自らの「KAWAII」を作っていく。そんな活動を続ける中で自身の内面に何か変化はあるのだろうか。
松本:失敗してしまったとしてもメンバー同士「NEW KAWAIIよ!」って言い合って許し合っています。ファンの人たちもそうやって使ってくれているので自然とみんなが優しい世界になっている気がします。
桜庭:私は元々ネガティブな性格なんですが、そんな自分をポジティブに捉えて生きられるようになりたいなって思ってます。