
別の期待もある。11月に初めての外国訪問が控えている愛子さまへの継承だ。つげさんは、2007年の皇太子時代のモンゴル訪問を振り返り、こう話す。
「天皇陛下が前回モンゴルに行かれたときは、お相撲好きの愛子さまに『朝青龍や白鵬の国に行く』という話をされたそうです。11月に愛子さまは初めての外国訪問を控えていらっしゃいます。今回のモンゴル訪問のお話も、ご家族でされるのではないでしょうか」
愛子さまに受け継がれて
前回、そして今回のモンゴル訪問に関して、天皇陛下は記者会見で、こう話している。
「私がモンゴルに行きました時は愛子もまだ小さく、そして、その頃、非常に相撲にも興味を持っていて、朝青龍始めモンゴルからの力士が活躍していた時でした。愛子も朝青龍の名前がドルゴルスレン・ダグワドルジということも覚えたりして、やはり相撲を通してモンゴルに対して親しみを持っていたような気がします。その後はだんだん成長するにつれて、モンゴルの社会などについても、今は日本赤十字社に勤務している立場でも、いろいろと興味を持ってきているような感じがいたします。今回私たち二人で訪問して、そして実際にモンゴルはどういう国であったか、人々の生活、モンゴルの社会、歴史、そういったことや今のモンゴルについて、愛子にもいろいろ話をすることができればというふうに思っています」
モンゴルのお土産話が愛子さまに受け継がれ、初の外国訪問に生かされるのであろう。
(AERA編集部・太田裕子)
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