〈特別編集版「鬼滅の刃」刀鍛冶の里 繋いだ絆編 きょう〉『鬼滅の刃』刀鍛冶の少年・小鉄の「反抗」と「毒舌」が守りたかったもの　10歳の“職人”が持っていた矜持

　小鉄の決死の覚悟が、窮地におちいった無一郎を奮い立たせる。「武器を作るしか能がない」はずの刀鍛冶が、まだ刀を満足に作れないはずの少年が、剣士のための力になり、厳しい戦局を切り開いていく鍵になる。

　刀鍛冶の里編では、「鬼を滅する」という不滅の思いが、剣士たちと刀鍛冶たちの間で受け継がれていく様子が描かれる。ぜひ、メインキャラクター以外の「戦い方」にも注目してほしい。子どもらしさの残る、小鉄と無一郎のまだまだ続く毒舌もまた、見どころの一つである。

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