
6月24日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、ロンドンブーツ1号2号の田村淳と田村亮がコンビの解散を発表したことが話題になっている。
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この日の放送であったのが、狩野英孝が淳から渡された手紙を読み上げると、そこに解散のことが書かれているというサプライズ。共演者の狩野、FUJIWARAの藤本敏史、アンタッチャブルの山崎弘也らは一様に驚きを隠しきれない様子だった。解散後も2人は芸人として活動を継続するという。
ロンブー解散の一報を聞いたとき、個人的にはそこまでの驚きはなかった。彼らの関係性やこれまでの動きを見ていれば、解散に至ったのも十分に納得ができるからだ。
コンビ最大の危機は闇営業
ロンブーというコンビにとって最大の危機は、2019年に起こった闇営業問題だ。主に吉本興業所属の芸人たちが所属事務所を通さずに反社会的勢力の会合に参加して金銭を受け取っていたことが明るみに出て、大騒動へと発展した。芸人たちは謹慎処分を受けたり、契約を解除されたりした。
中でも、宮迫博之と亮はこの問題について事務所に無断で釈明会見を開いたことが問題になった。その後、一時は契約解除と言われていた亮の処分は撤回され、吉本興業とエージェント契約を結んだ。
このとき、相方の淳は亮を事務所に戻すために尽力したと言われている。淳は芸能活動を続けたいという亮の意向を確認したうえで、株式会社LONDONBOOTSを設立。この会社を通して亮が吉本興業とエージェント契約を結ぶことになった。
淳の中には、いつか亮に吉本に戻ってきてもらいたいという思いがあったのだろう。しかし、本人にはその気はないようで、2023年にはエージェント契約も終了して、完全なフリーの状態になっていた。
コンビ活動なし「解散」状態
ロンブーには『ロンドンハーツ』という冠番組があり、2人揃って出演を続けているが、それ以外でコンビとしての活動はほとんど見られなかった。ここ数年の淳は個人としての活動に力を入れており、闇営業問題の後も変わることはなかった。