
ここ何年も家でシャンプーをせず、もっぱら美容院任せなので、10日に1回くらいの頻度で行かないわけにはいかないんです。
若い人なら10日に1回のシャンプーというのは少なすぎて想像がつかないかもしれませんね。私の場合、頭皮からの皮脂分泌が少なくなっているため、これで十分なのです。
美容院で過ごす時間は、私にとっては慣れ親しんだ美容師さんやお客さんたちと心ゆくまで会話が楽しめる、かけがえのない時間になっています。
病院に行くのは病気の予防のためです。血圧も血糖値も基準値内で、特に悪いところはありません。
一番驚かれるのがクレアチニンという腎機能を表す数値です。
腎臓は血液をろ過する器官で、毛細血管と呼ばれるきわめて細い血管のかたまりである「糸球体」で構成されています。ろ過装置としての腎臓が正常に働くことで血液中の老廃物や余分な水分が尿として排出されます。
腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、老廃物などが体に残り尿毒症の原因となって、命が脅かされる事態につながりかねません。
加齢とともに腎機能は低下し、クレアチニンの値は上がっていくそうですが、私の場合、それがまだ基準値内に収まっているんです。
先日、取材に来てくれた30歳の男性に健康診断の結果を見せたところ、「僕なんかこの若さなのに、健康診断で『クレアチニンが高くなっているから気をつけてね』と言われたばかりですよ!」と驚いていました。
医学的なことは私にはよくわかりませんが、こうして月に何回もバスに乗ってお出かけできるというのはありがたいことだなと感じています。