8月に40歳になる俳優の蒼井優
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 8月に40歳を迎える蒼井優。“好感度ママ女優”として注目度が上がっている現状を見ると、かつての「魔性の女」のイメージがまるで嘘だったかのようだ。

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 6月12日、蒼井は自身が声優を務める映画「それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!」の完成披露舞台挨拶に、共演者の南海キャンディーズ・山崎静代らと共に登壇。蒼井の2歳の娘は「アンパンマンが本当に大好き」だといい、相方である山崎の出演を知った夫の山里亮太が「すっごい悔しがって」いたと様子を明かしていた。

 蒼井といえば、独身時代は共演した俳優とたびたび浮名を流していたことから、当時は「魔性の女」などと称された。

 しかし、2019年に夫婦揃って登壇した結婚報告会見で、山里が「たぶんみなさんの目の前にいる蒼井さんと、違う蒼井さんを僕は見せていただいている」「魔性って単語を使っているけど、僕はそんな人間じゃないっていうのを一緒にいてずっと見ていた」などと発言。これを聞いて涙ぐむ蒼井の姿が話題となり、その後、ミステリアスさは多少残りつつも、家族思いでさわやかなイメージに転じたといえる。

 この結婚の影響について、芸能ジャーナリストの平田昇二氏が話す。

「独身時代から卓越した演技力で数々の作品で存在感を放っていた蒼井さん。その一方、人気俳優との交際が報じられるなど私生活に関する話題も多く、恋多き女のイメージもありましたね。それが山里さんと結婚、出産したことで家庭的なママのイメージが世間に浸透していき、視聴者からの好感度や親近感もアップしている印象です。夫の山里さんも結婚後は朝の情報番組のメインMCを務めていますし、双方にとって結婚は仕事面においてもプラスに働いているのではないでしょうか」

「ナチュラルアレルギー」を告白

 とはいえ、蒼井はバラエティー番組に出演する機会が少ない上、作品でさまざまな役柄に憑依していることもあって、私生活や人柄が想像しにくい部分がいまだにある。本人も“素を見せていない”という自覚があるようで、ゲスト出演した6月8日放送の日本テレビ系トーク番組「おしゃれクリップ」では、冒頭で「こういう番組に慣れていないので、どんな私でいればいいのかわからない」と不安そうにしていた。

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