有田焼のイヤリングをつけて日系の人たちと懇談する佳子さま。鹿児島出身の根本一美さんに「西郷どんに似ていると思いませんか」と水を向けられ、思わず笑みがこぼれる=2025年6月14日午後3時8分...

 ブラジルの東側に広がる夏の大西洋をモチーフにした佳子さまのセットアップには、日本のデザイナーや職人たちのモノづくりへの情熱が込められている。

 このブラジル訪問で、佳子さまは日本製の洋服や着物だけではなく、輪島塗や有田焼のイヤリングも着用されていた。

 日本をルーツとする人びとに、佳子さまが届けた「メイドインジャパン」の装い。公務における「佳子さま流」が、その輪郭をはっきりとさせてきたようだ。

(AERA 編集部・永井貴子)

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